マイホーム売却時の書類 その 2

2024年02月23日

マイホーム売却時の書類

その 2 地積測量図
 

地積測量図は家を建てるときに建築確認申請が必要です。
代用できる地積測量図、確定測量図、現況測量図となっており、
建築確認資料のひとつです。

地積測量図に記載されている内容
(1)地番と土地の所在
(2)地番
(3)基準点の凡例
(4)面積の計算法
(5)面積の結果
(6)測量した年月日

始まりは明治時代初期の地租改正、
その後
昭和35年や昭和52年、平成5年
幾度かの法改正などで測量の技術や方法、図面の記載方法が変わりました

平成17年の法改正(平成18年1月より施行)
以降、現在の形式になっています。

関連知識
確定測量図や現況測量図との違い
地積測量図と類似した書類
「確定測量図(確定実測図)」と
「現況測量図」があります。

・確定測量図(確定実測図)/地積測量図は記載内容がほぼ同様です。

隣接地の所有者の了解のもと境界を決め、
それに基づいて測量しています

・現況測量図は
境界について隣接地の所有者の了解を取らずに測量した図面のこと。図面にはどこにブロック塀があり、水路有無等、記載されています。

確定測量図(確定実測図)は地積測量図と同様、境界がはっきりと決まっています。
違い
地積測量図が誰もが法務局で入手できる公的な図面
確定測量図は土地の所有者が土地家屋調査士に依頼して作成してもらう測量図なので、土地の所有者しか持っていません。そのため無くしたら新たに作成しなければなりません。

現況測量図は土地の売買時に
建築確認資料として利用できません。

現況測量図は隣接地との境界を隣接地の所有者の了解を取っていませんので、土地の所有者が推測をもとに土地家屋調査士に依頼して作成した測量図なのです。

建築確認資料として利用できるのは、
地積測量図か、確定測量図か現況測量図です。

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